今でもはっきりと覚えています。
そう、あの時の事を・・。
3月後半から、みるみるナナの体調が悪くなり、
徐々にご飯も食べれず、覚悟しなくてはならないと
思っていた日々の中で、ナナは3月28日の1時30分に永眠しました。
朝に、ナナがお世話になった方々に報告し、インスタにも投稿しました。
その日は、ワンコ預かりが、2件予約が入っていました。
当日、予約している方が、インスタでナナの不幸を知り、今日のお泊りが
可能か・・・申し訳なさそうに、辛そうに、連絡がありました。
ナナはこのような結果になってしまいましたが、
私は、飼い主様には、「ナナには、看板犬として、全うしてほしいので、
ぜひ、今日、いらしてください」等を言いました。
私も、NESTの責任者として、ナナもNEST看板犬として、
長年関わってきた愛するNESTを思い、仕事のプロとして・・。
その後、自分のワンコを預ける際、ナナにも会っていただき、迎えに来る際には
ナナの為に、お花も持ってきてくださいました。
この2組のワンコは、以前にもNESTを利用してくれた方です。
ナナの事も、私の事も、NESTも知ってくれている方です。
私は、以前から、初めてのNEST利用する時は、たぶん初めての利用なので
半信半疑もあるかと思います。
でも、2回目、3回目とリピーターしてくれる方々は、
「日光に行くなら、あのペットホテルを利用したいよね・・」
「NESTがあるから、日光に行こう」
「ここなら、安心してワンコを預けられる・・」
そんな思いで預けてくれている・・
NESTを信頼してくれている・・
そんなお互いの信頼関係から、長い月日を通じて、お付き合いしている
ご家族様や、ワンコは沢山います。
私は、常々、NESTは小さい個人で経営しているペットホテルなので
派手な事は出来なくても、規模が小さくても
預かったワンコとご家族様との信頼感関係は大切にしたいと、考えています。
ワンコが口がきけなくても、預けたワンコがどうだったか・・
きっと普段から、自分の愛犬を大事にしているご家族様だからこそ
分かるのではないでしょうか～
私は、眠るように横たわっているナナを、見守るように
見つめる2匹のチワワちゃん、ノア君とアース君
まるで白雪姫と、それを見守る小さな小人さんの様な光景が、
ずっと目に焼き付いています。
ワンコ同士の目では見えない、繋がりのような光景を・・・。
私は、ノア君や、アース君とナナが一緒に散歩したり、一緒に寝る姿が
印象的で、この日の光景と交差し、忘れられないナナとの大切な思い出の
一つとなりました。
明日で、ナナが🌈に渡ってから1か月経とうとしています。
新しい改装後のNESTが開始するにあたり、
あの日、ナナを見送る際も、NESTの預かりワンコで見送りました。
ナナは、やはりNESTの看板犬であり、最後まで預かりワンコとの
関りで🌈に渡りました。
ナナが、見守ってくれている・・、ナナが喜んでくれている・・
そう思うと、NESTを頑張れる思いでいます。
追伸
NESTリニューアル初日が、偶然にも
チワワのアース君のお泊りでした。
更にご縁を感じます～
