ミニチュアダックスの・ルン君・一日での変化と、NESTの役目~💕

今回お泊りのワンコは、ミニチュアダックスの2歳の男の子・ルン君でした。

お預かりの予約の際も、当日いらした際も、

飼い主様からお話では、吠えてしまう・噛んでしまうとの事でした。

やはり、お預かりした際も、同様の様子で、飼い主様も心配しての

お預かりとなりました。

私は、今まで慣れなかったワンコはいない事と、沢山のワンコを対応してきたので

大体、ワンコの性格は、把握し対応できる自信があったのですが・・・。

その後、飼い主様が行かれた後は、ずっと吠えていました。

ゲージが嫌で吠えているとかではなく、預かり自体が全身で拒否している様子でした。

ずっと吠えている場合も、色々あり、不安から吠えてしまう事もあるので

まずは、NESTの環境に慣れてもらおうと、NEST内を、私が見守りながら

自由にしました。テーブルの上等の危険物は全て取り除いて、安全対策しての

NEST内の自由散策。

しばらく様子見ていました。でも、ずっとずっと吠えているため、

なんとか、歩み寄りたいと、おやつで対応してみましたが、全く食べず・・。

こちらが、声をかけても、全く関心なく、ひたすら吠えていました。

でも、吠えながらも、こちらを見て、尻尾を振っていました。

ルンちゃんは、怖いから、不安だから、吠えてしまうのかもしれない・・・。

本当は、安心したいはず・・・。

そのようなワンコには、吠えず続けていても、叱ったり、声を出して注意するのは、

信頼関係がなりたっていないため、その方法も無理だと思いました。

とにかく、こちらが安全で、問題ない事を、ルンちゃんに理解させて、信頼関係が

築いてから、歩み寄ることにしました。

しばらく、自由にさせて、ルンちゃんが近づいて来ても、むやみに触らず

匂いをかがせていました。

同じお部屋で、ルンちゃんは、自由に、私は自分の仕事をしていました。

ルンちゃんは、こちらの様子をじっと見ています。

そうすると、徐々に吠えなくなり、距離はありましたが、少しづつ落ち着いてきました。

今回のお預かりとしては、この段階で充分と思いました。

1泊の預かりで、ワンコがとりあえず、全ての不安が取り除けなくても、この人は

問題ない、ここは安全と思ってくれれば、そんな思いが芽生えて、一晩経過してくれれば・・・。

そんな思いでした。

当日の夕ご飯は全く食べず、でも、その後まったく吠えなくなり、自由にしていても、

ゲージ内の自分のベッドで寝てくれていました。

翌日の事です。

朝方、ルンちゃんに声をかけると、自分から体を摺り寄せて、ピッタリと

くっ付けてきました。

その後は、頭を撫でても、何処を触れても、全く問題なく、嬉しそうに

ニコニコして、甘えてきました。

朝ご飯もきちんと食べてくれました🥰🥰🥰

その後は、飼い主様がお迎えが来るまでの間、そのような状況で経過しました。

心配されていた飼い主様に、その都度、お預かり中の写真と、動画をお送りしましたが

お預かりしたてと、一晩経過した時のルンちゃんの変化に、大変に喜んでいただきました。

むやみに触れると、噛んでしまうとのことで、リードも外さなくていいと

言われていましたが、リードを外し、体に触れて、お腹を出して甘えてくる

ルンちゃん。

この瞬間こそ、NESTの喜びであり、預かられたワンコも、飼い主様も

安心して一晩過ごす事が、出来た事が、

何よりの日光旅行に繋がったのではないでしょうか~

NESTとしての役目が果たせた事が、何よりの喜びです💕